「駅伝は心で走れ」? [つぶやき]

 最近のレースで目にした事がある。
 走り終わった直後。疲れている体をグランド方向に向け、しっかり礼をしているクラブ員の姿。
 富山地区中学生陸上や先日の富山市小学生陸上でもその姿をみることができた。
 一瞬 この子供達がとハッと思ったが、うれしい気持ちになった。
 5月のクラブ合宿のミーティングでは、着順や記録も大切だが色々なことに感謝できる気持ちをもった子供(人間)であって欲しいと話をした。素直な気持ちをもった人が強くなる・・・と。
 ・足を守りしっかり走れるシューズがあること。
 ・保護者が苦労し働いたお金で、シューズを買ってもらったこと。
 ・クラブに会費を払い、送迎してくれる保護者がいるから陸上を続けられていること。
 ・整備された競技場や芝広場があるから安全に練習ができること。
 ・練習や大会は、世話をしてくれる人や仲間がいるから行えていること。
 ・ケガせずに思い切り走れていること。 ・・・等々。

 あたりまえのことのようだが、素直に感謝できる気持ちを持って欲しい。

 挨拶できることや、感謝の気持ちを持っていても競技力が高くなる訳ではない。しかし、人としての基本がしっかりしていることが、強くなってゆく大切な要素だと思う。
  
 最近、我がクラブ員には自己ベストを連発している子が沢山出てきている。
 昔、駅伝の名将で、「駅伝は心で走れ」と言われた人がいた。その言葉の意味が、少し分かってきたような気がし、このチームは日々成長し、まだまだ強くなってゆくような気がしている。・・・やや手前味噌か。

 「基本を大切に!継続は力なり!」
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