選手育成にあたり・・・「素直な気持ち」 [つぶやき]

KIDSの尾原ヘッドコーチが、ブログに書いていましたので、僕の思いも少し書きます。
http://actoyamakids.blog.shinobi.jp/Entry/322/ ←KIDSのページ

 僕は指導する時、子供達はおそらく僕の話は殆んど聞いていないだろうと思っています。特に小学生は。
 昔は、色々と教えてあげる事が必要だと思っていましたが、小中学生に人の話を聞かせようと思っても中々聞いてくれませんでした。それ以来、言葉で指導するよりも、まず身体を動かしてもらうことを最優先に指導するようにしています。
 ただ練習中に、人に迷惑をかける行為や危険な行為をする子には注意するようにしています。自分がサボっても怒る必要はありませんが、人の足を引っ張るような事は絶対にさせたくありません。もしクラブ員の中で、他人の足を引っ張るような子がいたら、注意する事にしています。いまのところそこまでの子はまだいませんが・・・。ただ、雰囲気で集団の足を引っ張るような子が時々いますが・・・。
 
 先日、東京で、「世界で戦える選手の育成」というテーマの指導者講習会を受講しました。
 強くなってゆく子は、気持ちが素直な子達だと、日本水連の強化部長はじめ、Jリーグの指導者、大学の心理学教授等、当日の講演者が声を揃えてそう言っていました。僕も同感です。
 僕は世界レベルの選手は指導したことはありませんが、県内でのトップ選手は過去に何人か指導しました。その子達も、共通するのは素直な子達だった事です。話の内容が分らなかったかもしれませんが、私の話は聞いてくれてました。(聴いていたフリだけしていたのかもしれませんが・・・)
 
 今の小学生は、そこそこ走れる子が多くなってきましたが、少しの時間も、静粛にできない子や、話を聞く態度を保持できない子がいます。そういう子は、競技成績もそんなに伸びてないような気がしますし、今後もそんなに伸びてゆくことはないでしょう。・・・ちょっとした集中力がないというか・・・。
 
 競技とは関係がないようですが、少しの間だけでも集中力を持てるかや、周りの人に迷惑になると思える気配り等ができるか、そういう事で、競技力にも差が出るんじゃないかと思っています。
 特に中学生になるとそれは如実に出てくると思います。本人達が自ら気づいて、自分で修正していってくれることを祈ります。
 その点、今の中学生はみんな素直ですので、きっと春からは、強くなって活躍してくれるでしょう。

 このクラブを、ただ強いだけの集団にはしたくありませんので・・・・。  クラブ代表として

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