感謝の気持ち -10年目のシーズン- [つぶやき]

 先日、競技場の清掃活動した時に思い出した事があった。
 星稜高校野球部1年の時、毎日のように誰よりも早くグランドに行き、グランド整備をしておられた山下監督の姿があった。甲子園常連監督さんが・・・?と思った。中学時代には、先生や上級生が率先してグランド整備をするということは考えられなかった。また、時々練習前にグラブとスパイクを見られ、手入れしていないと練習に参加させてもらえないこともあった。
 球場と用具がないと練習も試合もできない。監督は、感謝する気持ちを教えて下さった。
グランドを作ってもらった学校関係者・用具を買ってくれた保護者。色々な人への感謝の気持ちが大切だとミーティングで話された。
 陸上の場合は、安全に走れる場所とシューズがないとダメなのかなと思っている。・・・と思うと、クラブ員は、シューズを大切にしているか?

 14名のクラブ員で始まった我クラブ。当時は、「陸上をやってみたい」「部活動に先生がいないので教えて欲しい」と思う子供達の為に少しでも力になれれば・・・という思いで始めた。教えてあげる選手がいてのクラブ。我々スタッフも選手がいてくれての指導者。
 発足の翌年から、優秀な中学生達が何人も入ってくれ、県大会入賞や北信越大会に何人も出場・入賞した。全国大会にも何名も参戦してくれた。ただ、コーチ陣不足で小学生を見切れなくなったり、一時的には中学生のみの活動時期もあった。中学校の顧問等の先生方とクラブの連携がうまくとれなくなったり・・・と、色々なことがあった。
 
 近年クラブ員の競技力(特に長距離組)は今までにないくらい上がってきた。この子達が将来、富山県の陸上界を引っ張っていってくれるように、今後も指導してゆくことが必要だと思っているが、この子達に続く選手達を育ててゆくのもクラブの課題だと思っている。

 指導してあげれる選手がいることに感謝し、それぞれのクラブ員・保護者が入会して良かったと思ってもらえるように、「初心忘るるべからず」で10年目のシーズンを過ごしてゆきたい。
 
 
  
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